ついつい反射的に「私は悪くない」を始めてしまう
これ、みんなやっちゃうことだと思うんですよね。
私自身こうやって漫画にまとめてるのは、自分が出来てない時があるなあと思ってて、自戒を込めて描いてます。
喧嘩してかっとなると、ついつい自分を守る方向に走ってしまうけど、
冷静に考えると「どっちが正しい・どっちが間違い」を決めるのってあんまり意味がないんだなと。
もちろん、暴力とか相手のものを盗むとか相手を貶めるような発言をするとかはもう、完全にアウトですよ。それは正しいとか正しくないとかの議論とかなんとか以前に、そういう相手とは離れるべきですけど。
でもほとんどの喧嘩って、そこまで大ごとじゃないけど、ちょっとした考え方や行動の違いで、すごく相手が冷たく感じるとかそういう次元のもので。
だとしたら、やっぱりこういう風にお互いの気持ちを見せ合う方がね、きっと仲良くいられるよね。
「お互い間違ってない」という前提で話し合う
そもそもどちらかが傷ついたとしても、
親しい間柄だったらお互いね、相手を積極的にいじめてやろうとか、傷つけてやろうとしてそうなってるわけじゃないんですよね。
なんかたまたま、ちょっとした言動が相手にとってはショッキングだったとか、
もしくは、余裕がなくてついつい八つ当たりしちゃったとか、
喧嘩の原因ってそういうすれ違いですよね。
不満を持った方が「お前はひどい」とか「お前が悪い」という話を始めると、
もう一方も「なんだと、ひどいのはお前だ」みたいになっていってしまうわけで。
(言った方は、相手が考えを改めてくれたり謝罪してくれることを期待するけど、そこまで人間的に出来た人は多くないと思う。普通人は批判されると、反射的に防御…防御の姿をした攻撃を始めちゃう)
「お互い悪気はないんだ」という前提に立つのが大事なんじゃないかな。
相手に悪気はない。だとしたら、どうしてあんなことをするんだろう?
相手の「わからなさ」に興味をもつ
「他人軸と自分軸漫画」なんかも、そもそもこういう考えをベースにして描いています。
相手が悪い!と決めつけると、全ての関係はなかなか続かなくなってしまう。
でも、そんなの寂しいじゃないですか。
どうせなら、まずは苛立ちを興味に変えて、相手を観察して研究してみる。
わからないことは本人に聞く(相手も自分でわかってない場合も多いけど)。
そういう風に切り替えられれば、大好きな人と喧嘩するのもそんなに怖いことじゃないよね。
共通の目的、あえて作ってみるのはどうか
これ、実はマンガを描きながら閃いただけなのだけど。
結構いいんじゃないかなと思います。
私も夫と共通の目的をもってるなと思います。明確に二人で確認して文章にしたわけじゃないけど、
私たちが共有してる目標は
「互いの夢・気持ちを尊重し、自分の機嫌は自分で取ること」って感じかな。
おたがい、時々ここからハミ出ちゃう時があるけど(というか主に私。ごめん夫)互いに指摘しあうようにしています。
まとめ
プライベートの親しい間柄では、仲良くすることそのものが目標。
だから、喧嘩になったら「どっちが正しいか」と言い合うよりも、
お互いの素直な希望・気持ちを打ち明けて、落としどころを探るべき。
コメント