料理ストレスを半減!我が家の手抜き料理法 2/2

前回は、手抜き料理の条件をまとめた。

今回はいよいよ、我が家手抜き料理の詳細を説明していこうと思う。

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作り置きレシピ

忙しい家庭のレシピといえば作り置きだが、我が家では、基本的に「おかずの作りおき」はしない。

理由は単純、飽きるからだ。

これまで何度も作り置きレシピで料理の負担を軽減しようと試みてきたが、タッパーに余った大量の副菜は日に日に魅力を失い、カビの餌食になるのが常だった(私がズボラだから、私の料理が下手だからという可能性は否定しません、というかまあそのせいだと思います、そんなことにならない作り置きレシピとかご存知の方いましたらぜひ教えてください)

もちろん家族全員で努力すれば作り置きのおかずを消費することは可能だが、そんな修行みたいな食卓は辛い。

ご飯は、楽しく食べたいのだ。

そういうわけで、うちで行っている作り置きは「グリーンサラダ」と「野菜スープ」「米」だけである。定食ランチについてくるサラダとスープ、ライスのイメージ。

人が日替わり定食に期待することは「メインの日替わり」である。スープやサラダが毎日同じであってもさほど不満を持つことはない。現に我が家でも、スープやサラダに対して「飽き」という感情を持つことなく、毎度大いに助けられている。

以下、細かく解説していく。

グリーンサラダ

生で食べられる葉物野菜をまとめ買いして、切って洗って水切りし、馬鹿でかいタッパーに詰めておく。3日くらいは持つ。
季節の旬の野菜を買うようにすれば、安上がりだしとても美味しい。
食べるときはドレッシングをかけてそのまま。ドレッシングがなくても、オリーブオイルと塩かけてりゃうまい。

スープ

にんじん、玉ねぎ、その時の旬の野菜をテキトーにざくぎりにして少量の固形スープと一緒に煮込んで塩胡椒、だけ。好みでニンニクや生姜、ひき肉、ウィンナーを入れてもOK。

食材を切るのが唯一面倒だけど、フードプロセッサを買えば一瞬で完成。うちは三日に一回作って温め直しながら食べたりしてるけど、一度に大量に作り、小分けにして冷凍すれば長く持つ(夏場はこっちの方が安心)

ついでに言うと、鍋で温めてカレーのルーを溶かせばカレーに早変わりするので、子どもに栄養のあるものを食べさせたいbutめんどくさい、そんな時にもかなり便利。

流石に説明不要だと思うので省く。

その場で作るメイン2品

さて、次はいよいよ「定食のメイン部分」に当たる2品の作り方。
前回の条件をおさらいしてみると、
・レシピを選ぶときに迷わなくて済む。
・食材の組み合わせに悩まなくて済む。
・毎日バリエーションがあり
・栄養バランスがよく
・出来立てのものが食べられる
・家族の好みが反映できて
・手作り。
となっており、「作り置き」で満たせている部分といえば
「栄養バランスが良い」くらいであろう。よって、メインの2品によって残りの全部を満たさなくてはいけない。そこでたどり着いた私なりの方法がこれだ。

野菜1品、タンパク質1品をそれぞれ単品調理

前回も書いた通り、レシピ決めや買い物が難しくなるのは「食材の組み合わせ」に条件がありすぎてややこしいからだ。

ならばどうするか、そうだ、組み合わせなければいいのだ。

アホみたいに聞こえるかも知れないが、これが案外悪くない。

肉は肉、野菜は野菜でそれぞれ個別に、単一で調理する。

単一素材の調理であれば、「この野菜とこの肉は合うんだろうか?」だの「この野菜とこの野菜とこの肉はあるけど、この野菜がないからあの料理が作れない」だのと悩む必要はないし、単品で調理するため、食材を余らせず一気に使い切ることができる。当然、組み合わせを考えなくていいので、買い物も楽になる。加熱する順番を考慮する必要もないので調理も楽、シンプル。コンロが二口あれば同時調理できて時短にも。

またレシピ探しも格段にスムーズになり、家族の好みに応じた量の調整も簡単。いいことづくめだ。こっちも解説してみよう。

タンパク質単一調理

鳥でも豚でも牛でも羊でもいい。その時期の旬の魚でもいい。安い時にまとめ買いして冷凍しておいて、必要な時に解凍するでもいい。

とにかく肉か魚を日替わりでチョイスし、煮るか焼くか茹でるかする。味付けは塩があればどうにかなる。

凝った料理ばかり作ってるとついつい忘れがちであるが、本来、食べられる食材って塩かけて食ってりゃ美味いのだ。

もちろん、塩だけでなく醤油や酒、砂糖を使うもいいし、付け合わせのソースを色々に変えればバリエーションは無限にあるので、どうしても塩はちょっと、という場合は色々工夫すればOK。

そんなの料理と言えるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれないが、ちょっと探せば、煮るだけ、焼くだけ、茹でるだけの、そのやり方を研究し尽くしたレシピがネット上にもゴロゴロある。

シンプル調理でも十分食べ物は美味しくなるし、シンプルだけに奥深さもある。

野菜単一調理

これもタンパク質と同じだ。野菜も、加熱して塩振れば基本美味い。

旬の野菜を煮るか焼くか茹でるかして、1品の料理にする。レシピも、探せば豊富にある。

つまり、我が家での時短料理方法をまとめると

  • 食材を混ぜず、単一素材で野菜・タンパク質を1品ずつ料理。
  • 足りない栄養は作り置きのスープとサラダで補う。

たったこれだけのことだが、たったこれだけのことで「毎日ちゃんとしたものを食べる」ハードルが大幅に下がった。

さらにいえば、今日はめんどくさいからお惣菜買って帰るか…なんて時だって、サラダとスープを加えるだけで「ちゃんとした食事」として一応完成してくれるのもいいところ。

あくまで我が家なりのやり方なので、ライフスタイルによって難しい場合もあるかもしれないが、忙しいご家庭のヒントになれば嬉しい。

唐突におしまい。

コメント

  1. […] 長くなったので次回に行きます。 […]