人生はトライアスロンじゃないのよ/火星人日記2

前回の日記で、私は会話の能力が半分くらいなくなったって書いた。

その理由っていうのもはっきりしていて、私の頭の中がお花畑になったからだ。

お花畑だと、本人、私自身は非常に快適でハッピーなんだけど、お花畑ではない人とは、イマイチ話が噛み合わなくなる。

頭の中がお花畑。てのはどーいうことかというと、全体的にあんまり真剣になれない、ということだったりする。

なんだかヘラヘラ能天気で遊び半分。

金と頭と心さえ鍛えれば幸せになる?

過去の私って、わりかし真面目な人だったなーと思う。

色んなことをちゃんとしなきゃ、と思っていた。ちゃんとしないと、自分は人並みになれない。変人だから。普通じゃないから。

いい人間にならなきゃいけない。

まともな人間にならなきゃいけない。

金を稼がなきゃいけない。賢くならなきゃいけない。精神的に優れた人にならなきゃいけない。
そういう目標を持って真剣にそれに取り組むのが大事だと思っていた。真面目だったし、いつまでたってもこの目標を達成できてない自分に落ち込んでいた。

とはいえ、ちゃんと向上心を持っていること。今はまだ結果が出せてないけれど、ちゃんと頑張ろうとしてることが、私の心の支えだった。

人生トライアスロンだと思ってた節がある

「金を稼がなきゃいけない。賢くならなきゃいけない。精神的に優れた人にならなきゃいけない。」

「金を稼がなきゃいけない。賢くならなきゃいけない。精神的に優れた人にならなきゃいけない。」

「金を稼がなきゃいけない。賢くならなきゃいけない。精神的に優れた人にならなきゃいけない。」

今見るとなんつーか…怪文?
この内容がいいとか悪いとかじゃなくて、ひたすら意味不明。

なんで金が大事なの?なんで賢いのが大事なの?なんで精神的にすぐれてるのが大事なの?ねえなんで?
まじでなんで??ねえなんで?本当にわかんない。

でも過去の私は真剣だった。大真面目にこの3つを追いかけてた。そうすることがまじで、人生の意味だと思っていた。

トライアスロン選手かよ、と思う。

トライアスロンって自転車と水泳とランニングの三種目をこなしてそのタイムを競うっていうアレだが、私は「自転車」「水泳」「ランニング」じゃなしに、「金」「かしこさ」「精神的向上」という三種目で必死に戦っていた。なんか知らんけど。

なんか知らんけどこの三種目が大事だと思ってた。

なんで?いや、まじでなんでなのかわからない。

トライアスロンをやめた今、「金」「かしこさ」「精神的向上」でパンパンになってた頭がすっかりスカスカになり、あっという間に苔が生してお花が咲き始めたというわけ。綺麗だねえ。

ちなみに脳みその中がお花畑になってると、道端に咲いてる花によく気づくんすよ。これ豆知識ね。
わーい。お花キレーイ。

なんか意外に多いぞトライアスリート

まあ道端のお花の話は置いといて、脳みそが花畑の状態で色んな人と喋ってると気がつくのですよ。

世の中のほとんどの人、なんか知んないけどトライアスロンやってるっぽい。

過去の私と同じで。

種目は色々で、私みたいに「金」「かしこさ」「精神的向上」の人もいれば「成功」「人気」「美しさ」の人がいたり、
「名声」「男気」「余裕」の人とか、
「センス」「家族」「愛され」とかね。

1個か2個っていうより、やっぱね、3個くらいなんだよね。
こないだ読んだ本に脳みそが同時に維持できる情報の数は2個か3個くらいだって書いてあったけど、それが関係してんのかもしんない。

ていうかこの話題自体、今まさにトライアスロンやってる人からはすげー腹たつ話なんじゃないかとも思う。

そうだったらまじでごめんなさい。馬鹿にする意図はないので、そこだけわかって欲しいなと思う。傷つけたいんじゃないんです。

あくまで、変人、火星人である私からすると、そーゆー風に世の中が見えますよって話。

ていう、こういう言い訳みたいなの入れること自体が人を馬鹿にしてるような気がするんであんまし入れたくないのよね。

みんな、あんまり真に受けずに適当に読んでくれてると信じてます。

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