大判ストール7大活用法をまとめてみた

ストールって別にルールも何もなく体に巻けばいいだけなんだけど、

個人的には、結構使い方が難しいなーと思う。

何の気なしに巻くと、どうもスタイルが決まらない。

かといって、ものすごく計算して巻くと、それもそれでわざとらしくてダサくなる。

思うにストールとかマフラーってそれがなくても服装が成立するからこそ、

「あえて巻きました」感が絶対に出てしまうわけで、その巻き方に「何も考えてない感」「すごく頑張ってる感」のどちらかが漂うと、いまいちかっこよくないのではないか。

そう、ストールを巻く際に求められるのは圧倒的な「ヌケ感」だ。

「こないだ柄が気に入って買ったストール、ちょっと巻いてみたら暖かくていい感じだったからそのまま出かけてきちゃった」的な、

「今日出かけようと思って外でたら案外寒くて、仕方なく部屋に戻ってストールひっつかんで巻いてきたよ〜」的な、

実際には絶対にそんなことは起こり得ないとしても、なんかそのような空気を纏うことが何よりも大事なのだ。私たちはストールを纏うことにより、さりげなさを纏っているのだ…

えーと、ちょっとよくわからなくなってきたので話を戻します。

ストールの巻き方について考察するって話です。

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ストールってどう巻けばいいんだろう?

ダサくならずにバシッとストール巻きを決めるには、やっぱり練習が必要だと思う。

(ストールに限らず、事前練習は全てにおいて大事)

手持ちの洋服やコートを引っ張り出して、どれと合わせられるのか、どれとは絶対に合わせてはいけないのかを入念にチェック。

この時、様々な巻き方を試します。

A ぐるっと巻き

首の周りにぐるっと巻きつけるスタンダードな巻き方。先を結ぶとか色々方法はあるけど、首の周りにダンゴのようにモコモコ巻きついていればシルエット的には全部これに該当します。

首がモコモコでかくなる分、その他の洋服はスッキリめにまとめた方が無難なのではと思う。ビッグシルエットが流行してる最近ではやや使いにくいのかなと思ったり。

できれば髪はショートカット。ミディアム以上なら結んだ方がベター。ロングの毛の上からモコモコ巻くと巻いたその瞬間はよくても、駅に向かってダッシュしたり強風が吹いた時に、確実に髪の毛がモサモサしてダサくなる瞬間が訪れるので注意。

B コートに隠して垂らす

コートの下にくるよう首から垂らす。動くたびにちらっと柄が見えるさりげなさ。ぱっと見でストールが主張しないので、わざとらしさが軽減してこなれ感アップ、な気がいたします。

この使い方をするなら、ちょっと明るい色とか柄物のストールがいいのではと思う。ここで黒とかグレーとかだと、わざとらしくないどころか全く目立たなくて、いてもいなくてもいいというか、ただの防寒用という趣になってしまう(コートやインナーの色が明るいならアリなのかも)。コートの色とコントラストを効かせた方がオシャレに見えそうです。

C コートの上に垂らす

Bとほぼ同じような状態だけど、こちらはコートの上。わざとらしさはややアップするので、コートとの色合わせがわざとらしくない方が良さげ。Bとは逆に地味な色や単色やさりげない柄のストールが向いていそうですね。グレーのコートに黒のストールとか、キャメルのコートに白ストールとか。柄物なら、同系色の色と合わせるとかっこ良さそう。コートの色と少し同化させる感じで。

D 全てを包む

この巻き方はストールがむき出しになっているけど、わざとらしさは逆にダウンします。なぜなら「整えられてない」感じだから。今朝着てたままの毛布を巻いてきました、的なカジュアルさが漂う。

てな訳で、この巻き方はかっちりしたスタイルには向かないと思う(そうすると、ちょっと老けたパーティースタイルの印象になる。)

ビッグシルエットのセーターの上にがさっと巻いたり、ゆるめのワンピースと合わせたり、リラックスした雰囲気が◎。

E ベルト巻き込み

この巻き方はわざとらしい。すごくすごくわざとらしい。だけどちょっと変わっているから、カッコつけてるというより、「不思議なことしてるなあ」という方向の印象になりダサさは回避できます。

でも「不思議なファッション」というのはかなり崖っぷちでもある。そのファッションに説得力を持たせるためには、その他の部分でスキを見せないよう完璧に仕上げる必要があります。メイク、ヘアスタイル、足元までしっかり作り込んで「信念をもってこの格好やってます」という雰囲気を作らないと、ただの滑ってる人になってしまう危険度も高い。

逆にバッチリ完成させれば超オシャレに見える。

いわば飛び道具ですね。ギャンブラー向き。

F ベルト巻き込みふんわり型

この巻き方はEに似てるけど、ストールを広げて肩全体を覆う形にする。

正面から見るとジレのような形。

あの、こんなこというと何なんだけど、男性受けは悪そうだなと思う。EとFは男性受け悪そうだ。男性は見慣れないものを見ると混乱して性欲が減退するのだ(偏見)

こちらはタイトなシルエットをふんわり覆うイメージで使うのが一番オシャレに見えると思う。体型的にも細めの人が、タイトなニットとタイトなパンツを履いて、その上からフワッと覆ってベルトで締める。メリハリをつけないと太って見えそうだしね。

G ぎゅっと巻く

]こちらも首の周りに巻いているけど、モコモコさせずぴっちり畳んで、折り目の穴にストールの先を通した形。ラフさがなく、シンプルでかっちりした印象になります。

色々いじくりまわした結果、結局こういう単純なのが一番いいんじゃないか?みたいな気分になってたどり着くスタイルですね。よくあることです。

ストールを主張させずコンパクトにまとめているので、わざとらしさが減り、かえってオシャレに見えます。

この巻き方も絶対的にショートヘアかアップの髪と合わせたいですね。ロングと合わせるとボワボワしますんでね。

ストールってどう巻けばいいんだろうね?

いつもストール巻いては戻し、巻いては戻し、別のストール巻いては戻し…しながら考えていることを私個人の感覚で語ってみましたが、いかがだったでしょうか。

ファッションがかっこいいかダサいかって結局主観の問題でしかなく、これだという完璧な正解なんてありません。だからこそ面白く、また面倒なジャンルでもありますね。

いち個人のファッション奮闘記的に楽しんでいただけたら幸いです。

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