アンチエイジングの最終兵器:キャロル・マッジオ著「フェイササイズ」①

あのー、この本はですね、一言でいうとやばいです。禁断の書です。

とにかくやばい。

本当のこというとあんまり人に教えたくないので、ブログを書く手に力が入りません。

キャロル・マッジオというある1人のアメリカ人女性が老化と重力に争うべく自力で編み出した顔の筋トレ、フェイササイズ。

目を大きくする、頬を高くする、額のシワを取る、首にハリを与える、小顔になる、唇をふっくらさせる…など、医療レベルの美のテコ入れを可能にするという23のワークアウトが紹介されています。

(顔の運動である以上ある程度仕方ないけれども)その運きの異様さ、ハードさ、そして彼女自身と彼女のクライアントの症例写真の力強い説得力が狂気を放つ怪書です。

すみません多少言い過ぎていると思います。

100ページちょいの薄い本ですがそこに込められた情報量はすさまじく、この1冊があるだけで不要になる美容本が山ほどありそう。

フェイササイズ以外にも、美容の基本や栄養についてなど幅広くアンチエイジングの知識が得られるお得な本です。

しかしフェイササイズが強烈すぎてその他の情報が全然頭に入ってこない。

とにかくフェイササイズはヤバイ。

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とにかく内容がハード

本書で紹介されているフェイササイズ、ハードです。

それはそれはハードです。

読み始める前は「運動だけで顔が変わる?そんなうまい話ある?」とか思うんですけど、いざやってみるとあまりのハードさに「ここまでやって顔が変わらないのはおかしい」という気がするくらいのハードさ。

しかも1日2回やれとか書いてある。いや無理だわこれ。

私は比較的こういうの真面目に毎日続けるタイプなんですが、

全項目を毎日続けようとするとついつい1回1回の運動がおざなりになってしまい効果が薄れたので、自分がとくに気になる項目だけをキッチリやったほうがより満足のいく効果が得られるだろうなと思います。

こんな運動を開発して20年(はこの本の発売当時なんで、今はもうそれ以上…30年とか?)も続けてるキャロル・マッジオやばすぎる。そら若返るわ。若返るどころか鼻からビームくらい出せるようになりそう。

たしかに効果がある

そしてさらに恐ろしいのがここなんですね。

なんとこの本、マジで効果がある。

そりゃあ効果を出したくて美容本買ってるんだろって言われたらそれはそう、それはそうなんだけど。

いや変な話、私たちって日常的に大量の美容情報にさらされてて、色んなことを試しちゃー次、試しちゃー次してるじゃないですか。

でそれらに効果があるかっていうとあるようなないような、そういえばちょっと良くなったかな?みたいな程度だったりするけど、でもそうやって試してる間のワクワクが楽しいからいいや、っていうさ、そのくらいの距離感で美容活動を行なってるところあるじゃないですか。

だからいざガチの効果が出るとちょっと引くんですよ。

私はこの本に従っておでこのシワ(20代の頃からうっすらあるやつ)がスッと消えた時、なんか言いようのない不安に襲われました。
マジで効果あるんです。

どうです、怖いでしょ…。もちろん個人差があるから確実とはいえないけど…。怖…。

不可能を可能にするのは飽くなき執念

年齢に老化の影が見えた瞬間、私たちは一瞬ショックで言葉を失います。

しかし、何分か、あるいは何時間か何日かをかけて「まあこんなものだな、私はもう●歳だし」ということを受け入れるようになる。

それは素晴らしいことです。人は動物。老化するのが当然なんですから。

でも、そこにはもうひとつの選択があります。

止まらない老化の波に必死に抗うという選択です。

フェイササイズは、生半可な気持ちで手を出せる運動であはりません。

やっている間、非常に情けない気持ちになったりもします(自分の変顔を見つめながら過ごす時間はなかなかにキツイ)。

でもあなたが「どうしても美しくなりたい、どうしても老化の波に抗いたい、基礎化粧品になんか頼ってられない、私の手でやってやる!」というガッツをお持ちなら、この本をオススメします。たったの1200円。

本気で結果を出す人にとって、こんなにコスパのいい1200円はないと思います。

続きます

基本的なレビューは以上なんですけど、

次回、ちょっとだけフェイササイズを抜粋してご紹介してみます。

いくつか試してみていただければよりこの本のヤバさが伝わると思うので。

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