このくらいで毒親なんて呼んじゃダメ!?毒親とふつうの親のラインとは

心の話
 林檎です!こちらの記事は、過去のサイトにあげていたものの再掲になります。一部加筆修正を加えてますが、基本的には、四年ほど前に私が書いたものです。
親との関係にずっとずっと悩み、私は、まだまだ解決の途上にいます(この文では、もう大丈夫!みたいに書いちゃってるけど)。
とはいえ、年々楽になってきているので、私なりのやり方とか、私なりに解放された流れとかを書いていきたいなとゆー、「毒親との関係シリーズ」その1です。

今回は、「親との関係で辛かった、苦しかった。でも、ちゃんと育ててもらったし(orなんだかんだで愛されてるし)毒親なんて呼んじゃダメだよね…」
という、よくある(本当によくある。毒親持ちには絶対この気持ちがあると思う)葛藤に対する私なりの答えを書いています。

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自分の親、毒親かも?と思ったら

「毒親=毒になる親」という言葉が、近頃話題になっているようです。子供にとって毒となるような親のことを指すこの言葉は、「親を愛し、感謝し、尊敬しなくてはならない」「親は子を愛し、子は親を愛するのが当然」という考えの根強いこの日本において、かなりのショックを持って迎えられているようです。

この「毒親」「毒母」という言葉や、実例としてあげられる体験、毒親を持つ人たちの話を聞いて、
「あれ?もしかしたら、私の母/父も・・・・」と、思ったことはありませんか?
それでも、「自分の親を許せない」「自分の親が憎い」なんて、言ってはいけないことのような気がしてしまう。
自分は、そんなに辛い思いをしたわけではない。この程度では、「毒親」とは言えないだろう。自分が親を許せないのは、きっと自分が弱いからなんだ。もっと親に感謝しなくては・・・。
そんな風に、自分に言い聞かせたことはありませんか?

どんな親にも毒はある

「毒親」という言葉と概念は、親の犠牲になってきた子供達に、
「親を憎むことは、必ずしも悪ではない」という「赦し」を与えてくれた一方で、「親には、毒親と、毒親ではない親がいる」という概念も、同時に作りだしてしまいました(誰のせいだということもなく、言葉が広まっていく中での不可抗力で)。
これは、極端な言い方をすれば、「毒親のもとで育った子供は親を憎んでも仕方がないが、毒親でない親を持つ子供は、親を愛さなくてはいけない」という考えにも繋がるわけです。
親を憎むことを恐れている子供は、「自分の親は毒親だ」とラベル付けして自分の感情を解放したい気持ちと、「自分の親は毒親ではない。自分が悪いのだ」と、自分の感情を押し殺したい気持ちの間で揺れることになります。
しかしどうでしょう。
実際のところ、完璧な親など存在しません。
どんな親でも過ちを犯すことがあり、多かれ少なかれ、子供を犠牲にし、傷つけているものです。
「毒親」という言葉が教えてくれるのは、世の中に「毒親」と「普通の親」がいるということではなく、「子供にとって、親は毒になりうる」ということ。どこからが「毒親」で、どこからが普通などという基準はないんです。

大切なのはあなたの気持ち

大切なのは、あなたの母/親が「毒母/毒親であるかどうか」ではないのです。
あなたが、「毒母/毒親」という言葉に触れて、母親や父親から過去にされたこと、今、されていることを思い出すのなら、間違いなくあなたは、あなたの両親によって傷つけられたのだということ。
その気持ちに蓋をする必要はないんです。あなたは、母親/父親のどんな言葉や行動に傷付きましたか?
その言葉や行動は、周囲から見れば、ささいなものかもしれない。でも、子供にとって両親の存在は、想像できないほど大きなもの。その行動に対して敏感に反応してしまうのは当然なのです。

これまでにあったことを、思い出せるだけ思い出して、わき上がる感情を見てみましょう。紙に書き出していくのもいいですね。ずっと蓋をされてきた怒りや悲しみが、驚くほどの勢いで湧いてくるかもしれません。でも、それはそのまま、そこにあって良いものです。否定しなくていいものなんです。

親子という関係から自分を解放しよう

自分が過去にされてきたこと、感じてきたことを表に引っぱり出すと、親を憎む気持ち、許せないという気持ちにも向き合うことになります。こうした気持ちを整理していくには、どうしたらいいのでしょう?

両親を許せないという気持ちの根っこにあるのは、「両親に愛されたい」という気持ちです。その怒りや悲しみは、「両親は、当然自分を愛し、慈しむべきだったのに、そうしてくれなかった」という怒りです。

確かに、幼かったあなたにとって両親は、とても大きな存在だったことでしょう。両親に愛されないことは、全世界に愛されないことと等しかったはずです。あなたが両親との関係で傷付いたことは、仕方の無いことです。
でも、一度、過去から目をそらして、現在の両親のことを思い浮かべて下さい。あなたは、彼らが完璧ではないこと、随分歳をとったことを知っています。そして、あなたはどうでしょう。あなたはもう、幼い子供ではありません。あなたは、彼らから世話をされたり、叱られたり、褒められたりしなくても、自分でものごとを判断できる、一人の人間なのです。

あなたは、これからも、彼らに支配される子供でいつづけますか?彼らからの愛が、どうしても必要でしょうか?

だからといって、あなたの母親/父親を許せというのではありません。許せないのなら、許さなくてもいいのです。
ここで言いたいのは、「両親を憎んだり、許せないことで、あなたが悩んだり、自分を否定する必要は全くない」ということです。自分の両親だからといって、別に特別扱いをする必要はないということなのです。
一人の友達を許したり、許さなかったりするように、あなたの両親のことも、一人の人間として、許したり、許さなかったりすればいい。親子という関係から自分を解放することで、問題はもっとシンプルに、扱いやすくなっていくはずです。

ちなみに

にこも、10代の頃から20代半ばまで、両親との関係にずっと悩んでいました。自分の中に眠っていた気持ちに向き合うのは辛い作業ですが、上記のような考え方で、随分悩みが解消されました。
同じような経験をしてきた方が、この記事を読んで少しでも楽になればと思います。

まとめ

親との関係に悩む人は、「毒親」というラベルにこだわらず、傷付いた自分の心を認めること、親子という関係から自分自身と両親を解放することで、気持ちが楽になるのではないでしょうか。

うーん、過去の記事、暗いね!!!!!林檎がこのころ、まだ全然親に対してブチ切れていたというか、ブチ切れられていなかった、モヤモヤしていたのがすごく伝わってきます。
でも、内容はね、今みてもいいこと書いてると思うの(自分で褒めるよ)

親との関係で悩むって本当に辛いよね。これを読んだ人が、少しでも救われますように。
そして、よかったらシリーズの続きの記事も読んでね❤️

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